手書きESの恐ろしさを僕たちはまだ知らない

こんばんは。就活生の同志のみなさん、ESは進んでいますか。ESと聞くだけで逃げてしまい出したくなるのは皆同じ。とりわけ、手書きのESといったら…。手書きESの一番やっかいなのは、めんどくさい、それだけではありません。めんどくささから、ある錯覚が起きてしまうのです。

実は昨日今日と初めて手書きの履歴書とES、そして課題を作成しました。いや、就活怠けてるわけではないんですよ、念のため。
受けてる業界のせいなのか、これまでネット上のESばかりでした。2社ほど履歴書を求められたんですが、その2社はネット業界なので、別に手書きじゃなくていいでしょ、と思ってワードで作りました。ちゃんと2社とも一次面接突破してるので、業界によっては手書きじゃなくても受かります。
ついでに言うとスピード写真でも受かります。よく就活本にはスピード写真は落ちる、って書いてるけど嘘だと思います。スピード写真だから落とす企業だったらいっそ落ちた方がいいんです。

話が逸れました。手書きESにもどります。履歴書もESも課題も全部手書きで書くの、めっっっっちゃしんどかったです。親指がやられました。ファミレスでES書き終わるまで帰れま10(ちょっと響きがポップなので少し楽しめる、おすすめ)を強行してやっと完成に至りました。これで落ちたらもうマジで泣くわ、と思いながら封をします。自分が書いたものに愛情がわいてきます。

…これです。これが恐ろしいんです。まあエントリーしとこかー、くらいでエントリーした企業なのに、いつの間にか絶対受かりたい企業になっているのです。人間誰しも自分の努力を無駄にしたくありませんから。

むかし恋愛のコラムでこんなものを読んだことがあります。
「好きな人がいるならその人にどんどん頼み事しなさい。なんでもいいから手伝ってもらいなさい。そうすると相手はあなたのことをあれこれしてるうちに、自分があなたのことが好きだからこんなによくしてあげてる、と思うようになるから」
感情(好き) →行動(手伝う) だけでなく
行動(手伝う) →感情(好き) のパターンもあるのです。

もうおわかりになったかと思います。
ESを手書きでガリガリ書く→たいして志望度高くなかったけど書き終わると志望度上がる
というからくりがあるわけです。
もしかすると、手書きESはコピぺ防止、字を見たいに加えてこの効果を狙っているのではないでしょうか。

手書きESを仕上げた際には、本当にその企業の志望度が高いのか、手書きがしんどかったぶん志望度があがったのか、惑わされずによく考えてみるのがよいかもしれません。

さて、今日わたしが仕上げたESは明日の朝に必ず出さないといけないようなので、おやすみなさい。もちろん速達。