わたしはここにいるよ
こんにちは、ぱんのです。
そんなわけで旅行に来ています。
中国ではてなは殺されていませんでした。LINE、Twitter、Facebook、Instagramは死んでいます。課金したらいけるけどもったいないのでしません。
と、いうわけでちょこちょこ更新したいと思います。(停止するんちゃうんかい、というツッコミが聞こえてきた)
昨日の19時(北京時間)に甘粛省蘭州に着いた。冒頭の写真からも分かる通り、蘭州はほとんど中国のど真ん中にある。
飛行機からは荒涼とした黄土色の大地が見えた。細かい凹凸はあるが、遠いところまで見渡せる平地だ。一面同じ色で大地の凹凸だけが見えるので、別の星に着陸するような気分だった。
20時になっても空が明るい。
運転手によると、21時頃に日が落ち、朝5時には日が昇るらしい。
空港から市内のホテルまでは約75キロほど。
車窓から見える景色はこれまでにわたしが見たことのないものだった。
岩肌がむき出しになった丘が連なり、点々と緑がある。運転手によると、この緑化運動は政府が進めており、大きな代償を払っているプロジェクトらしい。
点々と見える緑はすべて人の手によるもので、以前は完全に岩と土と砂しかなかった、とのこと。
昨日の夜に撮ったもの。
すいかはトラックの荷台からそのまま販売。
すいかは西の瓜、西から来たものだ。
だからか、ここのすいかはびっくりするほど甘くて美味しい。
ハミ瓜というメロンのような果物もめっちゃ甘い↓
ひまわりの種。人間が食べるよ。
晩ご飯はこんな感じ。
名物の麺。麺、麺、麺、街じゅう、麺だらけ。
牛肉をたっぷり浸して食べる。美味い。が、量が多い。黒酢と辛いやつを入れると味が締まっていい感じ。
ここらへんはイスラム教徒がまあまあいるので、豚肉はあまり食べず、牛肉をよく食べる。あとは羊肉も美味しいらしい。
レジ横の牛肉コーナー↓
外の方が涼しいので、外の簡易テーブルで食べる人が多い。
旅行中は適当にゆるっと書きます。帰ったらちゃんと有益な情報も載せたいと思います。
では、また。
某旧帝大医学部イケメンにインタビューしてきた 【後編】
後輩の医学部イケメン(以下Xくんとする)にいろんなこと(生い立ち、医学部について、恋愛、趣味など)を聞いてきました。
【前編】はこちら↓
某旧帝大医学部イケメンにインタビューしてきた 【前編】 - とある女子大生の迷走日記
画像出典:【診察してください!】「最後の希望」イラスト/椎名ゆか [pixiv]
※画像はイメージです。
今回はXくんの発言を「」に入れ、わたしのコメント・ツッコミを赤字に統一しています。
女の子・恋愛
<幼稚園>
「自分で言うのもなんですけど、女の子からすごい人気ありました(笑)」←可愛い系イケメンだから妥当
「『王子様~』って言ってくれる子が二人くらいいましたね。どうしたらいいか途方に暮れていました。こう、ノリノリでロールプレイングができるわけでもないし……」 ←真面目か
・小学校
「幼稚園の幼馴染が小1から小6まで毎年バレンタインくれる子がいました。なんでくれるのかわからなかったけどですけど。慣習みたいなもんだったかな?」 ←毎年となると慣習だけじゃないのでは…?
「小5のときに一回だけ告白されました。遠足のときに呼び出されたんですよ。みんなざわざわしてました、察してたんでしょうね(笑)具体的に告白のときにになんと言われたのかは忘れました。」(女の子、遠足というイベントで勝負に出たのに可哀そうすぎる)
「めっちゃヘタレだったから『あ、うーん・・・』とお茶を濁し、ほかの人経由で断ったことになってました。今考えると申し訳ないことしましたよね~。ぶっちゃけその子のことを遠足で初めて認識したんですよ。同じクラスだったけど。あまり印象には残っていなかったのかな。だから告白されても困惑しかなった。外見はそこそこ可愛かったですかね」←Xくん他人にあまり興味がなさそう(笑)
<中学>
「男子校にはいってからそういう機会がなくなったって気づいて、ちょっと後悔しましたね(笑)。小学生で付き合ってもたいしたことしないんだし、別に付き合ってもよかったかもなと思いました」 ←失ってから気づくやつね
「女子校との交流......他校の文化祭に行く人もいたけど、自分は全くそういうのがなかったです。中学の時に二年以上に同世代の女子と喋らない記録を保持してましたね(さわやかな笑顔)。同窓会で破ることができました。そのときは平然を装っていたけど、心の中ではかなりあわあわしていました(笑)」 ←可愛い
<高校>
「高校に入ると、同世代の女子と完全に目を合わせられなくなっていました」 ←目を合わせられないとかいう典型的なやつ本当にあるのか
「大学のオープンキャンパスに行ったときに、女子に『隣の席空いてますか?』と聞かれて『あ、あ・・・』と戸惑ってしまって、ほんっとう恥ずかしかったです(笑)」 ←聞いた女の子もさぞ戸惑ったことでしょう
<予備校時代>(二年間)
「一年目は女子という存在に慣れていくリハビリの期間でした」
「二年目。休み時間とかに、端っこの机の下にもぐる女子がいました。こんな変はひとなら話しかけれる!と思って(なんだそれ)ちょこちょこ話すようになりました。なぜ机の下にいたのかは結局わからず仕舞いです(なんだそれ)」
<大学>
「サークルでだいぶ女子に慣れました」
たしかにおどおど感はあまり感じたことがないし、むしろ人懐っこい印象。
<好きな女性のタイプ>
「きれい系か可愛い系だときれい系が好きですね」
Q.有名人で言うと好きな顔は?
「(さんざん考えて)美輪明宏の若い頃がほんとうに綺麗だと思いますね。三島由紀夫も惚れたらしいんですよ」 ←斜め上の回答すぎて戸惑ったしどんな顔だかわからん
↓検索してみると
た、たしかに綺麗なお顔立ちだけどさ…
「好きなタイプは、以前、仲間由紀恵と言ってみたらウケたので仲間由紀恵にしてます」 ←ウケ具合で好きなタイプ決めるんじゃないよ
「でも、実際に仲間由紀恵に言い寄られてもちょっと考えますね」 ←考えるんかーい。あまりに贅沢だぞ?
「今恋人はいないし、いたこともないですね。付き合うのに割く時間、労力が惜しいんですよ。好きな学問とか趣味に時間使いたいし」 ←これが噂の絶食系男子?
浪人生活
「浪人時代は12時に寝て7時に起きて、3時間くらい昼寝してました」 ←規則正しいけど昼寝長すぎでは
「トップ校に行ってたので、『勉強したらいける』っていう自信はありましたね。6年間遊んでたから、本気出して勉強すれば受かると思ってました」 ←自分の賢さに全幅の信頼、かっけ~
「一浪で行けるかな、と思っていたので、二浪は予想外でした」
「二浪目は成績も落ち着いてたし、やることなくなってラジオ深夜便を聞きながら本読んだりしてました」 ←この余裕
「ネット環境は2年間完全に断ってました」 ←素晴らしい
医学関連
<国公立医学部に入ろうと思った理由>
「父親が同じ大学の医学部で、6歳のときに病気に亡くなったんですよ。お父さんと同じ大学に行こうと思ってたんです」
「今となってはお母さんの洗脳もある気がする... 『医学部っていう選択肢があるんじゃない?』って圧はめっちゃ感じてましたね」 ←洗脳って言い方よ
<医学部>
「半分現役で半分浪人」
「宇宙物理やってマスターまで行った30過ぎの人もいますね」
「テストに関する情報交換は頻繁」
「授業は…英語で生化学をやるの授業は難しかったですけど、ほかはそんなに苦労してないですね」 ←この余裕
<進路>
「今のところ医者になる予定です」
「医学部でも医者にならない進路はけっこうあります、記者とか。専門性が求められる調査記事を書きます。国連に行く人もいるみたいです」
「外科は体力使いますね。体育会系です。自分は、外科にはいかないつもり。うっかりしてる方だから、間違ってメスを身体に忘れたり、切ってはいけないものを切りそうで(笑)」 ←賢明な判断です
興味あること
<アドラー心理学>
「父と母が出会ったきっかけとなった人がアドラー心理学の先生なので、そのひとに話を聞きに行こうと思ってます」
<漢方>
「いま、漢方の勉強会に参加しています」
「漢方は、西洋医学で拾えない身体の不調に対応できるんですよ」
「西洋医学だと…『なんか身体がだるい』という状態では、病院に行って検査しても数値の上でも異常にはならないんですよ。それでは、対応のしようがなくて。そこで、漢方なんですよね」
Q、漢方の科学的根拠ってあいまいだと思うけど、ふだん西洋医学を学んでいるぶん、そこに対する違和感とか抵抗感とかない?
「西洋医学も科学的にすべてが解明されているわけではないんですよね。異常値が出ていなくても、パラメータが微妙にずれていて、それが積み重なって身体の不調となって出てくることがある。でも、そこをきちんと数値で明示しようとするのは技術的にはけっこう大変で、まだまだ先になると思います」 ←納得
「科学的な根拠はなくても、漢方では経験として効く処方がわかっているんですよね。理論的に解明されてなくても、まず症状に対応できる方法があるのが大事で。だから漢方はとても有効なんですよ」
とても勉強になりました。
山に登ること
Q、なんで山に登るのが好き? どういうモチベーションなの?
「『孤高の人』(新田次郎)の主人公の言葉を借りると『汗をかくため』ですかね」
「山と向き合ってる感があって、いいんですよ」
「今でもときどき山にのぼってますよ(中高のときに山岳部だった)。たいていはひとりで。夜はすごい寂しいんですけどね」 ←夜に山で一人とか、わたしは正気じゃいられない
「動物のガサガサっていう音がすこし怖いです(笑)」 ←笑えないやつ
「イノシシに出会ったことはありますね。ウリ坊がいたから刺激したらやばいと思って、さっとその場を立ち去りました」
「雪山行きたいですね~。装備をいろいろ買い込んだんですよ。でも、今年は暖冬で行けなかったので、来年こそは! と思ってます。アルプスくらいは行きたい」 ←お~~、必ず生きて帰って来てください!
最近の生活
「3時くらいまで夜更かししてます。ネットサーフィンしたりとか」 ←一気に親近感わいた
「社会に対する言論、知的な発信をしてるブログを見るのが好きですね。ポッドキャストの解説きいたり。哲学の原書読み上げてるのとか」 ←寝そう
<好きなゲーム・TV・演劇・本・漫画>
(ここからはナレーションベースでお送りします)
・ゲームはする。パソコンの。英雄伝説が好き。忙しくて進められてないけど。
・テレビはNHKだけ。バラエティが好きじゃない。親の影響だと思う。
NHKはほのぼの系、ドキュメンタリー、広島の商店街で延々そうじしてるやつとか、逆にシュールで面白い。
・三島由紀夫原作の『朱雀家の滅亡』という劇が好き。すっごい素晴らしい。ハマった。録画して何度も見た。
・蜷川幸雄の『わたしを離さないで』を劇場に見に行った。本当によかった。
暗い。臓器移植のためのクローン。そのひとたちの生きざま。生への問い。ロンドンのどんよりした空の背景に静謐な雰囲気の舞台がすごい映えた。
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・本の好きなジャンルはSF
海外だとフレック・イーガー。ガチガチのハードSF。
文章の中に理論の説明ある。ホームページに科学的な解説が載ってたりする。理解できないのがいっぱいある。
日本だと冲方丁が好き。
家族
・おじいちゃんは占い師
母方のおじいちゃん(←職業:占い師・鍼灸師)「徳のあるひとになりなさい」
→小学校のとき将来の夢の作文「徳のあるひとになりたいです」
(徳の意味は当時わかってなかったらしい。素直だ)
・占い師になるには:独学+学校に行って免許をもらう
・名前をつけてもらった。生まれた月によって足りないものがあり、それを部首で補う。あとは字画。
・「えらい大変なときに生まれたなぁ」 By おじいちゃん ←辛辣すぎでは
気骨の折れる星に生まれてしまっているらしい。
「気楽に生きてるので、今のところは大丈夫(笑)」
・おじいちゃんが占い師だったので、家庭内で真剣に迷ったときは占い師に意見を聞く。どっちに転んでもいいかな?っていうときに占い。選択にかける労力を減らすための占い、という考え方。
哲学
・医学じゃなかったら、哲学をやりたかった。西洋哲学。
・フランスのレヴィナスが好き。どこが?と言われると困る。理解しているかは自分では微妙だけど。
・哲学に入ったきっかけは家にあった本。小さいころから哲学というものの存在は知っていた ←これが文化資本か
・中学の頃に中2病を発生した。すごい難しい本を読んで、わかった気になるってやつ。ヴィトゲンシュタインは面白くなかった。ニーチェ「ツァラストラは」が面白かった。けど、それまでの哲学史にたいする批判だから、それまでの哲学史を知らないといけなかった、ということを後でわかった。そのあと哲学史の概説本を読んでた。
・入門書のひとつ「決め台詞から入る哲学入門」を愛読(調べたけどそれらしきものが出てこなかった)レヴィナス、キルケゴール、メルロ・ポンティかっこよかった。デリダはだまくらかしている感がある(笑)
・カイヨワの聖と俗の論は好きじゃない。(ゼミでやった)
・哲学の講義とってる。原書の日本語訳は読んだりしてる。古典はまだわかりやすいと感じる。
【その他】
・カレーが好き。辛いのが好き。山でキャンプするときにカレーつくる。食生活を豊かにしよう、とカレーをタイカレーにしていた。(マイナーチェンジすぎ)心が豊かになる。味がちょっとだけ違う。
・昔キムチを3時におやつに食べていた。
・一時期、玉音放送を目覚ましにしていた。 ←どんな気持ちで目覚めるんだ
歴史の転換点を感じるのがいい。あと、昭和天皇の低い声がいい
・お父さんのおじいちゃんが山伏、山岳宗教の教師だった ←なんかすごそう
・服とか靴買いに行くのめんどくさいので、黒いジャージで学校行ったりする ←イケメンなのにもったいない…
・数学に通じる論理が得意。思考の論理性ではなく、論理の問題が得意。頭の中でパッパッと考えられる。
・きのこが好き、いろんな種類あるのが楽しい ←可愛い
Xくん、本当にご協力ありがとうございました。
もしこのページを見つけてしまっても、そっとしといてくれたらうれしいです。
7月8日の日記
サークルの同期の誕生日だから、お祝いのLINEを送った。去年その人に送ったらまさかの未読スルーされた。後々になって聞いたら、アカウントを変えていて気づかなかった、とのこと。誕生日を祝うLINEという100%の好意に基づくものをないものにされたのは、悲しかったしちょっと笑えた。
今年は、ちゃんと返ってきた。二十歳過ぎると歳をとる意義が見出せなくなったこと、一日10時間以上寝ていること、ゲームとアニメと睡眠を一日3サイクルくらい繰り返していること、といった情報まで得られた。サークルも引退し、就活も落ち着いたのか立派な廃人となったようだ。おめでとう。
彼を廃人状態から救い出すべく!「今日大学行くならパフェを食べに行こう」と誘ったら、ゼミの発表の準備があるから無理と言われた。誕生日にゼミ発表だなんて最悪だ、ご愁傷様。わたしの誕生日も大学の試験期間といつも被るから同じようなものか。みんな忙しくて他人の誕生日どころではない。
「でも来週なら行けるから、行かへん?」とのことなので、来週パフェを食べに行く。夏はパフェ。パフェがあればなんでもできる!!
そんな感じでパフェに思いを馳せながら登校。一週間に一度の登校日。卒論の概要発表を聞いた。面白いのと面白くないのがあった。ごりごりの理論のと、フィールドワークがんばる! というのには、あまり興味がわかないことに気づいた。
授業後、久しぶりに食堂でご飯を食べた。鶏肉とパプリカのマリネのようなものを初めて食べたが、美味しかった。レシートを見たら800キロカロリーほど摂取していることがわかって、落ち込んだ。緑の点数もまるで足りていなかった。なんてことだ。久々なので点数をいい感じにする能力が失われてしまったようだ。
お腹も満たせたところで、資料集めのために図書館へ。湿気と暑さと眠さに何度も殺されそうになりながら、なんとか資料をそれなりに集めることができた。おつかれ、と自分に言いたい気分だった。図書館で調べ物をしているだけで眠くなるスイッチが入ってしまうようだった。条件反射かもしれない。
靴ずれに殺されそうになりながら家に帰ったら夜になっていた。またご飯を食べて、なんとなくテレビを観て、本を読んでネットして、お風呂はいって、今に至る。正義と微笑を読んでいたら、自分もだらだらとした日記を書きたくなったので、今これを書いている。